Perspective

綺麗なガンジス川が見たい

SNSでインドのガンジス川が透明になっていると話題になっていました。

https://www.bbc.com/news/av/world-asia-india-52290522/india-coronavirus-lockdown-cleans-up-ganges-river

ガンジス川といえば近隣住民が調理や水浴びに使い、家庭で出る生活排水と工業排水が混じった汚水が流れこんでおり、世界有数の汚い川として有名です。宗教的な儀式として死体を流す文化もあります。

透明度はなく、水質は非常に悪いとされていて、私も見に行ったことがありますがとても汚い川だという印象を持ちました。。

去年言ったインド旅行では川沿いのバラナシという街に行きました。

バラナシはヒンディー教の聖地と言われる場所でインド全域からその土地で死を迎えたいと死を待つ人達が訪れるそうです。

神聖と汚さは相反するようですが、そこでの日常と宗教観念には深い結びつきがあって、街を見ていると矛盾も納得させられるパワーがありました。

ガンジス川で沐浴すると今までの罪がすべて浄化されるという言い伝えがあります。日本の神道でいう禊(みそぎ)のようなものです。

その言い伝えは訪れる旅行客の好奇心をくすぐります。

私もせっかくインドに来たし朝陽が昇るタイミングでガンジス川で沐浴できるならすごく良い体験になるだろうと現地の人に混じって沐浴をしました。

その瞬間は謎の達成感と高揚感で満足でしたが

インド政府も外国人の沐浴に対して警告を鳴らしているほど汚水レベルが高いガンジス川。

その後10日間は腹痛と体調不良に襲われ、トイレから出ることができなくて死にそうな日々を過ごしました。

川の汚さを身をもって体感した私ですが、ニュースの写真であんなに透き通ったガンジス川になったことに驚きを隠せません。

コロナウイルスの感染拡大によって、ロックダウン、外出自粛が行われていて工場からの排水がなくなり、人の流れが途絶えたことで、ガンジス川の水質も改善されたとのことです。

コロナウイルスがある程度収束に向かい経済活動が再開されれば以前のガンジス川に戻ってしまうかもしれませんが、想像もできなかった自然の姿を見られたという事はそこを目指せる努力もできるという事、目標がクリアになれば環境汚染の問題点にも向き合いやすくなると思います。

その他にもSTAY HOMEが続く諸外国で大気汚染の改善が報告されています。

人の行動を抑制することで環境は良くなっていく、皮肉にもコロナウイルスはそれを提示してくれました。

今は世界全体、皆が辛い状況で、環境の為にずっとこのような生活をしろとは口が裂けても言えませんが、コロナ収束後に地球環境を考えるのであれば今の自身の生活の中で変えていくべきところが見つかると思います。

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